遅ればせながら、7月の活動についてご報告いたします。
暑さに負けず、稽古や公演など、内容の濃いひと月となりました。写真とともに、その様子を振り返ります。
7月16日、劇団道化座は「父と暮せば」高校公演で兵庫県の中北部にある八鹿市を訪問しました。
二人芝居とはいえ、スタッフ合わせて総勢13名によるトンネルをいくつも超えての移動でした。兵庫県は本当に広いですね。
「生きる喜び、学校で友といっしょに学べる喜びをかみしめる時間になり ますように。」という校長先生のご挨拶で始まった二人芝居は、父と娘の軽妙なやり取りから終盤の白熱した演技まで、高校生の皆さんは熱心に観劇してくださいました。
「父と暮せば」は、広島を舞台に二度と繰り返してはならない惨事に警鐘を鳴らす井上ひさし氏の名作です。平和の尊さは勿論のこと、人は決して一人で生きているわけではなく与えられた命の大切さを父娘の深い愛情から感じ取っていただければと願っています。
7月20日~21日は神戸ドラマ倶楽部さんが、道化座IWAYAスタジオでピッコロ劇団中川義文さん演出による別役実さんの「帽子屋さんのお茶の会」公演でした。
移動公演後の片付けと神戸ドラマ倶楽部さんのセットや照明の準備に追われる慌ただしいスケジュールでしたが、無事に終えることができました。
皆さま、お疲れさまでした~!